今まで堅苦しい文章でやってきましたが、それも前回で終わり。ここから先は(といっても、あと2回で終わるケド)ちと気軽な文章で書いていきます。
で、今回のネタですが、実際に三宅島でレースをやってみたレポートです。
公道レースのひとつのカタチ!?
三宅島を訪れた印象として、一番大きなものは自然でした。もうね、海は綺麗だし、空は蒼いし、緑は美しいし…、とまぁ、なんとも恵まれた自然に惚れ惚れした次第ですよ。
レンタルバイク屋で借りたバイクに乗って、そんな自然を見ながら島内をぐるぐる見て回っていたわけですが、だんだんと「ここでレースをやってみたい…。それもオレがやりたい…」などと思うようになってきて、最終的に「ヨシ、レースをやってやろうじゃねぇか!」と考えて、やることに決めました。えぇ、勝手に。
とはいえ、公道なので普通の乗用車は通るし、バスだって走っているし、信号だってデコボコな路面だってあるわけです。それに制限速度を軽くオーバーして走り回るわけにもいかないので、少しだけ考えてみました。
制限速度とかの交通法規を守った上で、道路を走るというのはどうだろう…と。
で、考えた結果、次のようなレースをひとりでやってみることにしました。
○三宅島周回道路(約29.5キロメートル)を1周する
○制限速度を守る
○1周したときのタイムを計測する
ルールはこれだけです。なんも難しいことはありませんな。普通に1周走って、そのタイムを計測すればいいだけですから。
でもね、これだけだとちょっとツマラナイので、ラリーなんかでよくある、タイムコントロール方式で楽しむことにしてみました。
どういうことかといいますと、三宅島周回道路の制限速度は時速40キロです。これを単純に計算すると、
29.5キロメートル ÷ 時速40キロ = 0.7375 ≒ 44分15秒
ということになります。
つまり1周走ってきた結果、44分15秒にどれだけ近いタイムで走れるかを競うのですよ。
三宅島庁舎前をスタート
さて、どんなレースをするかを決めたところで、早速レースをやってみようと思った。
そのスタート地点に選んだのは三宅島庁舎前。というのも、三宅島周回道路は1キロメートルおきに、キロポストが道路沿いに設置してあるので、何よりもわかりやすかったから、というのがあります。
というわけで、本来ならここでレースの模様などをお伝えするべきなのかもしれませんが、走ることに精一杯だったので、そんなものはありませぬ。
第一、レースをやると言っても、私ひとりなわけですから、激しいデッドヒートなんてのもなく、ただひたすらゴールを目指して走っていただけですよ…。
てなわけで、早速結果発表ですが、なんとビックリしたことに48分04秒84というタイムでゴールしちゃいましたよ!
ちなみに、市街地の中で合計約2キロメートルほど、制限速度が時速30キロというところがありまして、そこらへんをちょっと加味して、もう一度計算してみます。
27.5キロメートル ÷ 時速40キロ = 0.6875 ≒ 40分48秒
2キロメートル ÷ 時速30キロ = 0.0666 ≒ 4分00秒
40分48秒 + 4分00秒 = TimeControl合計:44分48秒
48分04秒 − 44分48秒 = 3分16秒オーバー
お、結構いいタイムじゃないの!? コレ?
なぁ〜んて言ってみますが、さっきも書いたようにエントリーは私ひとりなので、いいタイムなのか、悪いタイムなのか判別がつきません。
……待てよ? 参加者がオレひとりだろうがなんだろうが、自分主催、参加者オレだけの、第1回三宅島ツーリストトロフィーにおける公式タイムってことにならないか??
そうなると、コレがベストタイムであり、オレが優勝ってことにならないか!?
うひゃほう! オレがチャンピオンだぜ!!
挑戦者求ム!
誰がなんと言おうが、自分主催、参加者オレだけの、第1回三宅島ツーリストトロフィーの優勝者はオレになるわけで、公式記録は実走行タイム48分04秒、3分16秒オーバーというものになるわけだ。
こんな珍妙なレースをやる人が、ほかにもいるとは思えませんが、この記録を破る挑戦者がいたら、ぜひご連絡いただければと思います。
名誉も何もありませんが、今なら「第2回三宅島ツーリストトロフィー」の栄冠に輝くことができますゼ。
こんなレースならアリじゃないの?
100ccのスクーターで三宅島を1周走ったわけですが、こんな感じのレースもアリなんじゃないかな、と思います。
まず、制限速度を守る必要があるから、安全度がかなり向上します。万が一事故が起きた場合でも、重大事故になる可能性はウンと低くなるわけですよ。それに道路やガードレールなどの周辺設備も、現在のままでいけると思いますし、改修の必要があったとしても、莫大な金額を要する改修にならないわけですから、フトコロにも優しいんじゃないでしょうか?
つづいて、制限速度を守るレースであれば、カリカリにチューンしたマシンを用意する必要がないので、エントリーの敷居が下がります。激しいデッドヒートを求める人たちには、かなり物足りないレースになるのは容易に想像できますが、「レースに参加する」という楽しみを、多くの人に実感してもらうことで、バイクレースに対する裾野を広げることができれば、将来的には多きなプラスとなるのではないでしょうか。
あと、今回はできませんでしたが、「電動スクーター」でこのレースをやったら、環境にも優しいレースになるんじゃないかな、と思う次第です。
冒頭にも書きましたが、雄大な自然を舞台にレースを開催するわけです。また、バイク乗りの楽しみとも言える「自然を相手に」三宅島を走るわけですよ。
あれだけの自然を、環境を守るために、電動スクーターで比較的安全なレースをやるっていうのも、面白いところだと思いますけどね。
次回予告
ここまでやっておいて次回予告も何もあったもんじゃありませんが、一応まとめてみようかな、と思う次第です。
結局のところ、三宅島ツーリストトロフィーはどうするべきか? そんなところを、筆者の主観だけでまとめてみたいと思います。





